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iPhone12シリーズへの対応について
「2020年秋発売のiPhone 12シリーズへの対応」についてお知らせいたします。
まず、iPhone 12の発表から1年近くお待たせする結果となりましたことをお詫び申し上げます。
iPhone 12シリーズではレンズ性能が従前のものより大幅に向上いたしました。
レンズの口径等も変わり、アタッチメントレンズも従前の仕様のまま利用することが困難であることが判明いたしました。
半年以上にわたって様々な工夫に取り組みましたが、どのように対策しても、一部のアタッチメントレンズの性能を引き出せないという結論に達しましたのでお知らせします。
なお、本日発表の通り、iPhone 12 Pro、12 Pro Max用のネジ式ケースはリリースいたします。
(1)iPhone 12シリーズの制限事項について
iPhone 12シリーズはレンズの性能が一層強化されており、従来の光路設計のアタッチメントレンズでは対応できなくなりました。半年以上にわたって試作研究を重ねましたが、以下のレンズについては非対応とせざるを得ないと判断しました。
18mm広角 : わずかなケラレが生じるほか、流れ等が発生するため
2倍望遠 : 大きくケラレが生じるため
以下のレンズは一部の制約があります。
238度超広角: ごくわずかな劣化が確認できます
2021年秋以降に発表されるiPhoneに関しても同様の問題が生じる可能性が高いことにもご留意ください。
また、いずれのレンズ装着時にもLiDARセンサーへの干渉は生じるため、LiDARセンサーを使用する撮影への影響は免れないことにもご注意いただく必要があります。
(2)iPhone 12, iPhone 12 miniへの対応について
現状では予定しておりませんが、ご要望が多い場合には検討する可能性はあります。
(3)マグネット式レンズについて
iPhone 12シリーズ以降の機種に対するマグネット式レンズ対応ケースのリリースは現時点では未定です。
少なくとも、今後は新たにマグネット式レンズを開発する予定はありません。
(4)今後の開発について
2021年秋以降の新機種対応について、当社としては意欲的に取り組みたいと考えておりますものの、iPhoneカメラのレンズ仕様や市場性などの要素を総合的に勘案して決定いたします。
レンズの開発についてはiPhoneカメラの品質向上に伴い必要性が薄くなったと判断し、12mm広角レンズ・長焦点レンズの開発を中止いたします。
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