2019年9月20日、待望のiPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max が発売されました。

新しいiPhoneの大きな着目ポイントは、なんと言っても「超広角レンズ」を搭載したことです。
13mm相当で、視野角は120度。なんとも魅力的なスペックです。
レビュー記事を見てもカメラ性能に対する絶賛が中心。

そこで、実際のところはどうなのか、テストチャートを用いて確認してみました。

iPhone XR + 18mm広角

まず最初に、iPhone XR の広角レンズに USHADOW X1 18mm広角レンズを装着して撮影した例をベンチマークとして確認します。（画像をクリックすると元のサイズで確認できます）

XR+18mm(X1)

チャートは紙製ですので、ややたるみがありますこと、ご了承ください。

「歪曲収差なし」を標榜するレンズですので、歪みをほとんど感じない結果となっています。

iPhone 11 超広角レンズ

iPhone 11 13mm 超広角

18mmのレンズとはそもそも画角が異なりますので、同じ距離から撮影するのは不公平です。そこで、同じ範囲が収まるように近づいて撮影しています。
このように見てみると、iPhone 11のレンズは非常に性能が高いのがわかります。細かいラインも潰れていませんし、13mmレンズでありながら、歪曲収差も小さく抑えられています。若干、暗いかな、という気もしますが十分及第点ではないでしょうか。

XR + クリップ式広角レンズ（他社製）

他社製クリップ式広角レンズ

iPhone 11の広角レンズの性能が優れていることを確認するため、クリップ式18mm広角レンズ（他社製）での作例を掲載しておきます。
大きく歪曲した外周部や、文字のボケがはっきりと見て取れます。

こうしてみると、iPhone 11の広角レンズは、その小さな口径で優れた結果を残せるスペックを有していることがわかります。ただ、やはり限界もありますから、アタッチメントレンズを用いた撮影にも、まだまだ活躍の場は残してもらえているように思います。

細部の比較

よりわかりやすくするため、同一の箇所を実寸で切り取ってみましたので、ご覧ください。
外周部でどのような現象が発生するかをご確認いただけるようになっています。

XR+18mm(X1)

iPhone 11 超広角

XR+クリップ式18mm（他社）

歪曲収差だけでなく、「流れ」や「色収差」などが発生している様子が確認できます。

iPhone 11シリーズ対応ケースは11月頃までに

USHADOWでは、できるだけ早く新iPhone対応ケースを皆様にお届けできるようにしたいと思っています。

現在の計画では11月頃のリリースですが、前倒しできるよう、開発スタッフ＆製造チームが一丸となって、準備に取り組んでおります。どうぞ、お待ちくださいませ！！